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エイサー・ASUSとの提携、中国家電量販大手が意欲【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月28日_記事番号:T00018859

エイサー・ASUSとの提携、中国家電量販大手が意欲【表】

 
 中国の大手家電量販チェーン・国美電器(GOME)の王俊洲常務副総裁は27日、売上高を伸ばしているノートパソコン販売を強化するため、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)の2社との提携の可能性を模索していると表明した。また、外資系企業がノートPCブランドを立ち上げ、台湾メーカーが受託生産を請け負い、国美電器が販売を担うという提携モデルも検討していると明かした。28日付工商時報が伝えた。
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 国美電器はこれまでカラーテレビや家電の販売が中心だったが、ノートPCの販売比率は昨年第3四半期の5~6%から、今年同期には7~8%に伸びた。販売額にして年間10億人民元(約134億円)増加する計算だ。このため、ノートPCの取扱商品を強化し、成長をさらに加速させたい考えだ。

 国美電器は、昨年の第4四半期には金融危機の影響などで赤字となったが、今年上半期は、経営構造の調整を進めると同時に、「家電下郷」など中国政府の内需拡大政策の恩恵を受け、利益が5億8,000万人民元に達した。