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プロ野球の八百長疑惑、9人を聴取


ニュース 社会 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018867

プロ野球の八百長疑惑、9人を聴取

 
 現役プロ野球選手が八百長試合に関与した疑いが持ち上がっている事件で、板橋地検は28日、兄弟エレファンツの曹錦輝投手(元コロラドロッキーズ)、ラニューベアーズの張誌家投手(元西武ライオンズ)=本名張福欽=ら9人の事情聴取に踏み切った。選手らはいずれも八百長への関与を否定している。29日付蘋果日報などが伝えた。
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聴取を終えて帰宅のタクシーに乗り込む曹錦輝投手。八百長疑惑は日米でも報道され注目を集めている(28日=中央社)

 聴取されたのは、兄弟の6人、ラニューの2人、興農ブルズの1人の計9人。検察は曹錦輝投手が八百長組織幹部の蔡政宜容疑者(通称・雨刷)や仲介者とされる元ラニュー投手の黄俊中容疑者から接待を受けていた事実もつかんでいる。9人のうち、兄弟エレファンツの王勁力、呉保賢の両投手が詐欺容疑で身柄を拘束され、曹錦輝投手ら7人は帰宅を許された。

 板橋地検は近く、さらに選手約10人に対する事情聴取に踏み切る構えで、八百長疑惑は台湾球界全体に波及しそうだ。