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EUの台湾人ビザ免除、来春にも実施へ


ニュース 社会 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018870

EUの台湾人ビザ免除、来春にも実施へ

 
 台湾人が欧州連合(EU)へ渡航する際のビザ(査証)免除措置が、早ければ来春にも実施される見通しだ。訪台中のチャールズ・タノック欧州議会友台グループ主席が28日、「台湾とEU」をテーマとした講演の中で、「台湾人のビザ免除に向け既に進展がみられ、来年年初にも欧州議会で承認される見通しだ」と語った。29日付聯合報などが報じた。

 外交部の邱仲仁欧州司長はこれに対し、EUとビザ免除措置について協議していることを認め、早ければ2010年4~6月から実施できるとの見方を示した。外交部によると、現在EU内ビザの取得費用は60ユーロ(約8,000円)となっている。

 タノック議員は、EUにとって重要な貿易相手である台湾との友好関係は、EUと中国との国交によって左右されないと語り、台湾の民主主義が中国に理解されるよう期待すると述べた。また、台湾の国際連合の専門機関への参加に改めて支持を表明した。