ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018874
家電大手の声宝(サンポ)は、市価を下回る値引き販売を行った家電量販店、燦坤3Cとの関係を修復し、近く低価格の家電製品や冷蔵庫から燦坤への出荷を再開する方針を固めた。来年には液晶テレビやプラズマテレビにも出荷品目を拡大し、燦坤を通じた売上高を全国電子並みの10億台湾元(約28億円)まで引き上げたい構えだ。29日付工商時報が伝えた。
サンポの陳盛泉董事長は、「燦坤側と市価を下回る価格での販促活動は行わない点で合意に達した」と述べた。同社が行った液晶テレビ新製品の発表会には燦坤の花輪も並び、関係修復を印象付けた。
燦坤3Cは得意顧客向けの販売会で、市価を下回る価格で家電製品を販売し、差額をメーカー側に負担させようとしたことから、サンポとの関係が悪化。サンポ側は「過当競争を招き、市場の秩序を破壊する」として、2007年4月ごろから燦坤への出荷を中止した。一時は行政院公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)への申し立ても行っていた。
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