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中鋼のQ3利益、前期比14倍


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018879

中鋼のQ3利益、前期比14倍

 
 中国鋼鉄(CSC)の28日の発表によると、同社第3四半期の業績は、売上高が前期比14.8%増、前年同期比45.28%減の420億6,800万台湾元(約1,170億円)、税引き前利益は前期比14倍以上の110億5,100万元となった。1~9月累計では、売上高は1,153億4,500万元で前年比42.67%減となったものの、税引き前利益は22億5,500万元で、第1四半期に87億9,600万元まで拡大した赤字状態から回復し、黒字転換を果たした。29日付工商時報が伝えた。

 同社は第3四半期に利益が大幅に増加した理由について、鉄鋼製品価格が7月の底打ちから順調に回復したこと、原料価格の下落で生産コストを抑制できたことを挙げた。

 市場予測によると、同社の税引き前利益は第4四半期、在庫評価益や投資事業により90億元を超え、通年では100億~120億元に達するもようだ。ただ、鍾楽民副総経理は「通年利益100億元の達成にはなお努力が必要だ」と慎重な姿勢を崩していない。