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立法委員選、民進党と台聯の候補者調整が難航


ニュース 政治 作成日:2007年8月3日_記事番号:T00001888

立法委員選、民進党と台聯の候補者調整が難航

 
 来年1月に実施される立法委員選挙に向け、政策路線が近い民進党と台湾団結聯盟(台聯)の候補者調整が難航の兆しを見せている。民進党は陳水扁総統が1日夜に党幹部と開いた会合で、支持率調査の結果に基づいて台聯と共同候補を擁立する考えを示したが、台聯が難色を示しているためだ。3日付蘋果日報が伝えた。

 台聯は共同候補の擁立には賛成しているが、支持率調査で人選を決定すれば民進党に有利で、台聯は候補者選びの段階で「全滅しかねない」(銭橙山秘書長)と懸念している。このため、台聯はまず両党が候補者一本化交渉を行い、不調に終わった場合に限り、有権者を対象に支持率調査を実施し、候補を決定すべきと主張している。

 民進党と台聯は10選挙区で候補者擁立を争っている。台聯は7日に予定していた候補指名会議を延期し、民進党との意見調整を優先させる方針だ。

 これら選挙区のうち、台北市第5区では段宜康氏(民進・前)と黄適卓氏(台聯・現)、台北県2区では林淑芬氏(民進・現)と林志嘉氏(台聯・前)、 高雄市4区では黄昭輝氏(民進・現)と羅志明氏(台聯・現)という有力候補が出馬意向を固めており、候補者調整が特に難航しそうだ。