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台プラ主要4社、Q3は前期比11%増益【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018881

台プラ主要4社、Q3は前期比11%増益【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の28日発表によると、第3四半期の4社合計の純利益は前期比11%増の415億5,400万台湾元(約1,160億円)と、年初以降で最高を記録した。中国市場の需要回復などが主な要因だ。特に台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は、今年最高の123億9,900万元(同8.9%増)と、市場予測を上回る純利益を上げた。29日付蘋果日報などが報じた。
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 他の3社の純利益も、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、88億9,500万元(同15.3%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチック)、68億6,800万元(23.13%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、133億9,200万元(3.8%増)──と軒並み前期比増益となった。

 ただ、台塑石化の主管は、「中国市場は航空燃油とガソリンのみ成長がみられ、工業用の輸送、発電に使うディーゼル油の需要は依然マイナス成長が続いている」と語った。しかし、早ければ今年末か来年第1四半期にはディーゼル油の需要も上向き、来年は市場全体が今年より良くなるとの見通しを示した。