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計画再開の奇美電8.5世代工場、既に受注満杯【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月29日_記事番号:T00018890

計画再開の奇美電8.5世代工場、既に受注満杯【表】

 
 液晶パネル大手、奇美電子(CMO)が先ごろ設置計画の再開を宣言した、南部科学工業園区高雄園区(高雄県路竹郷)の第8.5世代工場は、既に受注が満杯となっているもようだ。郭振隆・同社業務副総経理は、同工場生産ラインについて「既に顧客のものだ」と表明し、顧客の要求に応じてガラス基板投入枚数で単月2万4,000万枚の量産規模とすることを決定したと明らかにした。29日付工商時報が伝えた。
 
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 同社は月産10万枚の7.5世代工場も、オフシーズンの第4四半期にもかかわらず受注が好調で、年内に月産12万枚まで生産規模を引き上げるとの観測が出ている。

 郭副総経理によると、中国における10月初旬の連休期間中、家電・電子製品の販売が好調だったことで、オフシーズンに入ってからも供給不足状態が続いているという。また、川下メーカーで液晶テレビ向けパネルの在庫水位が低下したことから補充の動きが活発化しており、11月からは春節(旧正月)商戦に向けた準備も始まるため、第4四半期の需要の落ち込みは小さいもようだ。