液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の陳来助執行長（ＣＥＯ）は28日、横浜市で開かれたフラットパネルディスプレイの見本市「ＦＰＤ International 2009」で講演し、さまざまな省エネ技術を応用すれば、今後10年間にわたり発展を維持できるとの認識を示した。29日付経済日報が伝えた。
陳執行長は低炭素社会に向け、消費者に「グリーン・セレクト」（環境に配慮した選択）を提示すべきだとし、ディスプレイ産業で太陽電池、省エネ技術、発光ダイオード（ＬＥＤ）、電子ペーパー、車載用電子技術、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）などの応用が2012年までに爆発的に増えるとの見通しを明らかにした。
陳執行長は記者団に対し、「新たな応用技術は、ディスプレイ産業に多彩な姿で応用可能だ。ディスプレイ技術の発展は今後、黄金の10年間を迎える」と語った。
