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作成日:2007年8月3日_記事番号:T00001890
男性会社員の意識、「仕事が第一」
求人情報大手の104人力銀行は2日、男性会社員の仕事や家庭に関する意識調査の結果を発表し、仕事が金銭や家庭より大切と考える人が多いことが分かった。
現在の生活で大切な3つの要素を聞いたところ、仕事(62.9%)が最も多く、金銭(56.9%)、家庭(55.6%)が続いた。このうち、独身男性は仕事(60.7%)、金銭(59.4%)、恋愛(42.1%)の順。既婚男性は家庭(92.0%)、仕事(66.3%)、金銭(53.2%)の順だった。独身、既婚を問わず、自分が大切との回答は最も少なかった。
調査担当者は、「男性の役割に対する社会の期待が高く、『男は外、女は中』という固定観念が根強いため、男性が仕事や金銭を重視するのもうなづける」と指摘した。
仕事の意義については、「家族を養うだけで、特別な意味はない」との回答が33.8%で最も多く、「夢を追うための第一歩で、将来はより大きな舞台を目指す」との回答は25.1%だった。
自身の仕事で満足できる部分については、「仕事内容がスムーズ」(23.5%)、「達成感」(18.7%)、「安定性」(18.1%)との回答が多く、不満な部分については、「給与と福利」(29.5%)、「昇進」(17.2%)などを挙げる声が多かった。
このほか、毎週の平均労働時間は約51時間で、女性の45.5時間を5.5時間上回った。