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保険契約の譲渡、評価方法を見直しへ


ニュース 金融 作成日:2007年8月3日_記事番号:T00001891

保険契約の譲渡、評価方法を見直しへ

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の張秀蓮報道官は2日、保険会社が保険契約を譲渡する場合、契約上の固定金利に基づく時価で譲渡額を算定すべきとの考えを示した。3日付経済日報が報じた。

 保険契約は現在の低金利環境より高い固定金利が採用されており、負債額が正確に反映されないことが理由。保険会社は責任準備金の積み増しが求められる見通しだ。

 今回の措置は、国際財務報告基準(IFRS)の保険契約規定(IFRS4)に基づき、債務面の保険リスクを会計上に正確に反映することが目的で、世界的な動きと歩調を合わせた。ただ、実施時期については現時点で確定していない。