ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市の新規物件価格、4期連続下落【図】


ニュース 建設 作成日:2009年10月30日_記事番号:T00018910

台北市の新規物件価格、4期連続下落【図】

 
 政治大学台湾房地産中心(不動産研究センター)は30日、第3四半期の不動産指数を発表し、台湾全土で同期新たに発売された物件の取引状況は、前期との比較では価格、量ともに安定していたが、前年同期比では価格は下落、取引件数は増加傾向がみられた。一方、台北市の成約価格は4期連続、台北県は2期連続で前期比で下がっており、住宅価格が下落傾向にあることが確定的となった。30日付工商時報が報じた。
T000189101

 
 発表によると、第3四半期は物件の発売価格は高い数値を維持したが、価格交渉幅の広がりと、景気見通し好転の心理的要因から、2期連続で成約率が上昇した。ただ、新規物件の供給量は低調で、全体の成約件数はピーク時の約6割、特に台中地区では約2割にとどまっており、価格の高止まりによって需要が萎縮していることがうかがえた。