ノートパソコン受託生産大手の広達電脳（クアンタ・コンピュータ）の林百里董事長は30日、来年の出荷見通しについて「今年比40％増で5,000万台を突破する」と語った。また「今後10年、30年の事業を非常に楽観視している」と強気の姿勢を示した。31日付経済日報などが伝えた。
第４四半期の見通しについて梁次震副董事長は、前期比20％増の成長という従来の見方を改めて示すとともに、部品不足が不確定要素だが、成長率への影響は５％以下にとどまると指摘した。なお、今年通年のノートＰＣの予想出荷台数は昨年並みの3,600万台とした。
同社の第３四半期の売上高は前期比17％増の2,117億6,500万台湾元（約5,840億円）、純利益は25％増の61億1,300万元、ノートＰＣの出荷台数は970万台だった。１～９月の累計売上高は5,589億3,200万元となった。
