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物流の英ICSが高雄港視察、出荷センター開設を検討


ニュース 運輸 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018960

物流の英ICSが高雄港視察、出荷センター開設を検討

 
 世界最大規模の非鉄金属専門取引所であるロンドン金属取引所(LME)の物流業務の7割を扱う物流業者、英International Commodity Services Ltd(ICS)は、9日から3日間の日程でマイケル・ダドリー会長ら経営トップが来台し、高雄港での出荷センター開設を視野に視察を行う。3日付経済日報が伝えた。

 ICS経営陣の来台は交通部の要請に応じたもので、内部事情に詳しい人物の話によると、同部は既に提携先として陽明海運(ヤンミンライン)傘下、好好国際物流、および高群装卸を紹介したという。

 物流関係者によると、ICSは数年前にも拠点設置の候補地として高雄港を検討していたが、中台関係の緊張時期にあり、実現しなかったという。交通部はこのほど、中台関係が改善したとしてLMEなどに拠点設置の打診を行い、前向きな反応があったという。

 交通部は、ICSが中国向け出荷センターとして高雄港を利用することで、さらに外資系企業の進出を呼び込みたい考えだ。