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台北101、ホテルを誘致か


ニュース 建設 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018968

台北101、ホテルを誘致か

 
 台北金融大楼(台北101ビル)がホテル誘致に取り組む可能性が出てきた。林鴻明董事長が2日、筆頭株主である頂新集団の董事長兼台北101ビル副董事長の魏応交氏から、空いている階をホテルとする計画の打診を受けたことを明らかにした。3日付経済日報が伝えた。

 台北101ビルは現在、75階から83階の計9階が空室となっており、床面積は1万坪に達する。ホテル設置が実現すれば賃貸料収入が得られる上、「世界最高層のホテル」として人気化することも期待できる。

 林董事長は同日、環境に配慮したグリーンビルを目指し、6,000万台湾元(約1億6,600万円)を投じて、米国グリーンビルディング協議会(USGBC)の評価制度「LEED」の認証獲得に取り組むことを発表した。二酸化炭素(CO2)排出の抑制などの省エネルギーのほか、ビル内で使用する食材に「生産地消費」を奨励するなど細かい基準が設けられており、認証獲得までには101ビルの建設年数と同じ5年の時間がかかるという。