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バイテク健康食品業界、産学提携進む


ニュース その他製造 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018969

バイテク健康食品業界、産学提携進む

 
 バイオテクノロジーを利用した健康食品業界では最近、経済部が産学の共同研究を支援していることもあり、企業と大学など研究機関が共同で製品の試験・開発を行うケースが増え、多くの研究プロジェクトが進行中だ。3日付工商時報が伝えた。

 薬之郷生物科技(ハーバル・ソース・テクノロジー)は高雄医学大学と協力し、高麗人参を乾燥させた紅参(コウジン)から精製した保健食品「参宝」の、循環器病予防への利用について臨床研究を進めている。

 味丹生物科技(ベダン・バイオテクノロジー)は、成功大学の水産バイテク医薬チームが発見したDHA含有量の高い「BL10藻株」を、技術授権した上で利用し、保健食品「金黄藻DHA」として1年以内に量産・発売する計画だ。

 生福生物科技(セーブライフ・バイオサイエンス)はこのほど、中国医薬大学と共同で行った高麗人参抽出物「ジンセノサイドRh2」に関する臨床実験で、非特異的免疫機能を促進、調整する作用があるとの結果を得ており、今後、同成分を含んだ健康食品「薩保寧(SABOMIN)」の販売をがん患者をターゲットに拡大したい考えだ。