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康師傅控股、台湾預託証券を発行へ


ニュース 食品 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018971

康師傅控股、台湾預託証券を発行へ

 
 頂新国際集団の香港上場子会社、康師傅控股は2日、台湾証券交易所(証交所)に対し、台湾預託証券(TDR)の発行を申請した。発行規模は同社発行株式の3.4%に当たる3億8,000単位未満で、142億台湾元(約395億円)以上の資金調達が見込まれる。資金は台湾での不動産投資などに利用されるもようだ。3日付経済日報が伝えた。

 同社は株価が上昇しているため、一般投資家のTDR購入の利便性を考慮し、対原株比率を1TDRに対し2株とする。ただ、証券会社の予測によると、同社TDRの価格は1TDR当たり40元程度と過去最高水準となる見込みだ。今月下旬にも取引が開始されるものとみられる。

 同社株価はTDR発行の動きが好感され、2日の香港市場で2.87%上昇、時価総額は1,000億香港ドル(約1兆1,700億円)超となり、過去最高を更新した。