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力晶、債務繰り延べ終了へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018975

力晶、債務繰り延べ終了へ

 
 力晶半導体(PSC)は2日、業績の改善に伴い、債権銀行団から受けている債務繰り延べ措置の停止を各行に求め、各行経営陣の賛同を得たことを明らかにした。同社は、600億台湾元(約1,670億円)の債務について、これまで2度にわたり期間半年の繰り延べ措置を受けていた。同社は「来年に正常な経営を回復し、競争力を高めていきたい」とコメントしている。3日付電子時報などが伝えた。

 同社が同日発表した10月売上高は、前月比28%増の42億3,900万元で、今年最高を更新した。同社はDRAM価格が2.5米ドル前後で安定し、川下顧客の需要が強いことを業績拡大の要因として挙げた。11~12月は引き続き出荷拡大が見込めるとして、第4四半期の黒字転換に自信を示している。