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中小型液晶パネル、Q4は価格・出荷量とも下降気味【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018977

中小型液晶パネル、Q4は価格・出荷量とも下降気味【表】

 
 コンシューマー向け電子製品を主な応用先とする中小型液晶パネルの出荷枚数は第4四半期、オフシーズンを迎えることから、中華映管(CPT)を除く大手3社で前期比減少傾向となる見込みだ。また価格面でも需要低下により主要製品で下落が始まっている。3日付電子時報が報じた。
 
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 友達光電(AUO)は第3四半期、中小型パネル出荷量が6,480万枚と過去最高を記録したが、第4四半期は前期比5~10%減となる見込みだ。奇美電子(CMO)も第4四半期は、前期(4,720万枚)から0~5%減を予測している。

 近年、中小型パネルの生産能力拡大を進めている中堅パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)は第4四半期、前期比横ばいを見込む。一方、同じく中小型パネルに注力する中華映管は、ガラス基板の供給不足が解消する見通しとして、出荷成長が続くとみている。

 両社は第4四半期の中小型パネル価格について、5~10%の下落を予想している。ただ、ハンスターは一部の携帯電話向けパネルなどでは依然上昇が続いているとして、今期はこれらの製品市場を重点的に開拓する考えだ。