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ソニーの低価格テレビ用IC、メディアテックに委託か


ニュース 電子 作成日:2009年11月3日_記事番号:T00018978

ソニーの低価格テレビ用IC、メディアテックに委託か

 
 3日付電子時報によると、液晶テレビ市場でシェア回復を目指すソニーは来年、新たに低価格帯の超ローエンド「Bシリーズ」を発売する計画とされるが、市場では、同社がこれら新製品に使用するスケーラーICなど制御用チップを、自社調達ではなく初めて聯発科技(メディアテック)など外部に委託するとの観測が流れている。

 業界関係者は、ソニーの2010年の液晶テレビ出荷台数は1,800万~2,000万台で、そのうち「Bシリーズ」が300万~500万台を占めると予測しており、IC受託が実現すればメディアテックは売り上げへの大きな貢献を見込める。

 メディアテックは携帯電話用のほか、DVDプレーヤー、テレビ用チップの開発にも一定の経験があり、現在これら2製品の売上比率は10~15%となっている。ソニーなど世界的ブランドからテレビチップを受注することで、来年は同比率が15~20%まで拡大すると予測されている。