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牛肉開放問題、民進党が農業県で攻勢


ニュース 政治 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00018982

牛肉開放問題、民進党が農業県で攻勢

 
 年末の県市長選挙が1カ月後に迫る中、民進党が米国産骨付き牛肉などの輸入開放問題をめぐり攻勢を強めている。国民党によると、宜蘭、嘉義、雲林、屏東など農業県での影響が最も大きいという。4日付聯合報が報じた。 

 国民党上層部によると、民進党陣営は両岸経済協力枠組み協議(ECFA)と牛肉開放の2点について、「中国傾斜」「台湾への裏切り」と地下ラジオ局を通じて宣伝を強めている。国民党はこれに対し「古い手法だが、支持層を固める効果はある。宜蘭や嘉義など民進党が強い選挙区で苦戦に陥る可能性がある」と警戒を強めている。

 国民党は激戦が予想される選挙区で、投票日までに4~5回の大型選挙イベントを計画している。特に拮抗(きっこう)状態とされる宜蘭県を勝敗の分岐点と位置付けており、投票日前日の大型イベントは同県で実施する。