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中込伸・前兄弟監督、8万元で保釈


ニュース 社会 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00018989

中込伸・前兄弟監督、8万元で保釈

 
 プロ野球の八百長疑惑をめぐり、賭博グループから不当な利益を得ていた疑いがあるとして2日午後に検察に身柄を拘束され、同日夜から長時間にわたる取り調べを受けた元阪神投手で兄弟エレファンツ前監督の中込伸氏は3日午後3時、保釈金8万台湾元(約22万円)を支払い、憔悴(しょうすい)し切った表情で無言のまま板橋地検を後にした。4日付聯合報などが報じた。
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中込伸氏は当初15万元の保釈金を求められたが、経済的困難を訴え減額が認められたとされる。一方、出境禁止は解かれぬままだ(3日=中央社)

 保釈された後、中込氏の弁護士は「同氏は八百長にかかわっておらず、金銭も受け取っていない。容疑者らがいい加減な証言をしたのではないか」と語った。

 聯合報によると、中込氏はもともと3日午後に帰国する予定だったが、2日に友人からの電話で、「台湾に仕事はない。どうして早く帰って仕事を探さないのか?」と勧められ、帰国を1日早めたと検察に説明したという。

 板橋地検によると、日本の台湾における窓口機関、交流協会台北事務所も中込氏の件に関心を示し、台湾における法律上の権利と義務を同氏に伝えた。