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10月のバイク販売、前年比3割減


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00018998

10月のバイク販売、前年比3割減

 
 交通部数拠所が3日発表した統計によると、10月のバイク新車登録台数は5万704台で前年同月比29.13%減となった。1~10月合計は41万6,634台で前年同期比40.22%減。4日付工商時報が伝えた。

 三陽工業(SYM)、光陽工業(KYMCO)、台湾ヤマハなどバイク大手各社は、自動車とバイクに対する貨物税(物品税)の減税措置が今年末で期限切れになるため、11~12月は販売が増えると予想している。しかし、自動車の減税額は3万台湾元(約8万3,000円)である一方、バイクは4,000元と低く、また今年は第5期排ガス基準導入でバイクの平均価格が昨年より1万元上昇しているため、爆発的な購入ブームまでは起きないという見方だ。

 台湾ヤマハの陳輝煌副総経理は、政府が減税措置の延長を決定すれば、今年通年のバイク市場全体の販売台数は48万~50万台、打ち切りとなれば55万台に達する可能性もあると予測している。