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裕隆・中国吉利提携の小型車、12月に台湾発表か【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00019001

裕隆・中国吉利提携の小型車、12月に台湾発表か【表】

 
 4日付経済日報が消息筋の情報を基に報じたところによると、裕隆汽車集団が中国・吉利汽車(浙江省)の小型車「熊猫(パンダ)」をデザイン変更の上、台湾で組み立て「TOBE(酷比)」ブランドから「m'car」の名称で台湾市場に導入する計画は、今月中にも新ブランドを発表、12月26日~1月3日に開かれる国際新車展示会「台北車展」で車両が公開される見通しだ。「m'car」の販売価格は約40万台湾元(約111万円)となる見込み。
 
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 「パンダ」は中国で約31万元で販売されているが、先ごろ陳国栄総経理は「原材料コストの上昇および台湾の安全基準を満たすための装備に費用がかかるため、35万元を下回ることはない」と説明している。

 裕隆集団はまた、「パンダ」をベースにリチウムイオン電池による電気自動車を開発し、来年にも中国市場に投入する計画とみられるが、これについて同集団は、吉利汽車の李書福総裁が、今月下旬に開催される「両岸車両産業合作交流会議」への出席のため来台する際、提携を発表する見込みだ。