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NANDフラッシュの封止・検査、来年1〜2月まで満杯


ニュース 電子 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00019008

NANDフラッシュの封止・検査、来年1〜2月まで満杯

 
 メモリー半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー)の蔡篤恭董事長は、マイクロSDカードなどNAND型フラッシュメモリの需要増に処理能力が追い付かず、来年1~2月までフル稼働体制が続くとの見通しを示した。4日付工商時報が伝えた。

 NANDフラッシュの需要増は、サムスン電子やLGエレクトロニクス、ノキアなどブランド携帯電話の第4四半期発売機種が、同フラッシュメモリを使用したマイクロSDカードなどを標準装備としていることや、消費者の携帯のメモリー拡張需要が高まっていることが原因とみられる。米サンディスクも封止・検査の処理能力の不足により、8~9月から華泰電子(OSE)などに支援を求めているもようだ。

 工商時報によるとNANDフラッシュの封止・検査は過去2年、処理能力過剰で単価が0.6~0.8米ドルまで下落していたが、今回の需要増で0.2~0.3米ドルの上昇が伝えられている。