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GPSのガーミン、来年は台湾トップブランド目指す【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月4日_記事番号:T00019009

GPSのガーミン、来年は台湾トップブランド目指す【表】

 
 全地球測位システム(GPS)世界最大手のガーミン(台湾国際航電)は3日、自社独自の地図コンテンツ搭載のパーソナル・ナビゲーション・デバイス(PND)新製品3機種を発表した。これにより、台湾市場シェアを昨年の30%から今年35~40%に引き上げ、来年は神達電脳(マイタック・インターナショナル)のミオ(Mio)ブランドを追い抜き、首位を狙う構えだ。4日付工商時報などが伝えた。
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4.3インチのnuvi1350。超薄型設計と見やすい3D画面が特徴だ(ガーミン提供)
 
 新機種は「nuvi」シリーズの1350、1470、1480で、ディスプレイのサイズは4.3~5インチ。地図コンテンツの性能の高さが最大の特徴で、幹線道路でのラッシュ時の右左折禁止が表示されないなど、既存の機種が抱えるあらゆる問題点は起きないと自信を見せた。販売価格は6,900~1万2,000台湾元(約1万9,000~3万3,000円)。

 この地図コンテンツは、台湾で唯一、コンテンツとハードウエアともに自社技術を持つガーミンが、1億元をかけて開発したもの。同社は旧機種20万台余りで来年春節(旧正月)までにアップグレード可能とする計画だ。
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