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中国銀聯、来年にも台湾に拠点開設


ニュース 金融 作成日:2009年11月5日_記事番号:T00019022

中国銀聯、来年にも台湾に拠点開設

 中国のクレジットカード会社、中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)は、今年8月に台湾で「銀聯カード」の使用が開始されたのに続き、来年第1四半期にも台湾での拠点開設を申請する計画だ。5日付経済日報が伝えた。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)は4日、クレジットカード会社は世界貿易機関(WTO)のサービス貿易に関する一般協定(GATS)で「その他金融業」に分類されているため、台湾への拠点開設には金融業としての事業申請が必要だとの見解を示した。ただ、現行規定で金融業は中国資本による投資解禁業種に含まれておらず、今後調整が必要となりそうだ。

 銀聯カードは台湾での使用開始から3カ月が経過した先週までに決済金額が7億台湾元(約19億5,000万円)、決済件数は7万件を超えた。また、カード使用金額も1件当たり1万元を超えるなど高額消費が目立っている。