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裕隆GMの中国生産車導入、「ECFA締結後すぐに」【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月5日_記事番号:T00019027

裕隆GMの中国生産車導入、「ECFA締結後すぐに」【表】

 
 米ゼネラル・モーターズ(GM)車の台湾総代理、裕隆通用汽車(YULON GM)の潘扶仁総経理は4日、中台間で両岸経済協力枠組み協議(ECFA)が締結されて完成車両のゼロ関税が実現すれば、すぐにでも中国の上海通用汽車(上海GM)が製造した車両を台湾市場に投入するとの考えを示した。5日付経済日報が伝えた。
 
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 同社は現在米国から輸入しているキャデラックやビュイックなどの車種を、上海GM生産車に切り替え、販売価格を抑えて競争力を強化する方針だ。

 太古汽車集団も、台湾での組み立てを予定していたフォルクスワーゲン(VW)商用車について、中国でVM車を製造する一汽大衆汽車や上海大衆汽車からの完成車輸入への切り替えを検討しているもようだ。

 経済日報によると自動車各社は、自動車・バイクの貨物税(物品税)減税措置が年末で期限切れを迎えることから、今後の戦略の重点をECFA締結後の中国生産車導入にシフトしつつあるもようだ。