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ECSのマザーボード出荷、今年15%以上減少へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月5日_記事番号:T00019029

ECSのマザーボード出荷、今年15%以上減少へ

 
 マザーボード大手の精英電脳(ECS)の簡志龍チャネル事業処副総経理は、今年の同社のマザーボード出荷枚数は前年比15~20%減になるという見通しを示した。市場予測では前年の2,100万枚から17%減の約1,750万枚、このうちOEM(相手先ブランドによる生産)が約1,000万枚、自社ブランドが750万枚となる予測だ。4日付電子時報が伝えた。

 出荷減の原因について同紙は、パソコン市場の不調や、ライバルの富士康国際(FHII)や華擎科技(アスロック)、中国ブランドに押されたこと、およびインテルのチップセット「G31」の供給が大幅に減ったことを挙げている。

 なお、簡副総経理は、自社ブランド製品については今年700万~800万枚、来年は20%増の840万~960万枚への成長が見込めるとしている。

 第4四半期の出荷見通しについては、クリスマスシーズンの需要は見込めないとして、第3四半期と同水準または落ち込むとした。来年は新技術の開発や中高階層製品の比重を高めることにより、今年比5~8%の拡大が見込めるとしている。