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作成日：2009年11月5日_記事番号：T00019030
2010年の液晶パネル設備投資、51％成長＝ディスプレイサーチ
市場調査会社、ディスプレイサーチは、来年世界の液晶パネル産業における設備投資について、今年比で51％大幅に増加し、104億米ドルとなると予測した。中国における需要の高まりが、パネルメーカーに積極的な生産能力拡充を促すとの見方だ。５日付工商時報が報じた。
ディスプレイサーチはまた、再来年以降の設備投資について、11年に84億米ドルまで再び落ち込み、12年に118億米ドルへと再度上昇するとみている。
液晶パネル業界の設備投資額は、2008年に前年比71％増（138億米ドル）という急激な成長を見せた。しかしその後、金融危機の影響による同年末から09年初めにかけてのパネル価格急落が、各メーカーに深刻な業績悪化をもたらし、7.5世代以上の生産ライン設置計画の多くがストップしたため、今年の設備投資額は69億米ドルと前年比で半減する見込みだ。
