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南投県でM6地震、台湾全土で揺れ


ニュース 社会 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019042

南投県でM6地震、台湾全土で揺れ

 
 5日午後5時32分ごろ、台湾中部の南投県を震源とするマグニチュード(M)6.0の強い地震があり、台湾全土で揺れを観測した。震源の深さは19キロと浅く、震源に近い同県名間郷では台湾の震度階級で震度7を記録した。
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震源に近い南投県草屯の量販店では、商品が床に散乱した(5日=中央社)

 このほか、雲林県古坑で震度6、南投県南投市、雲林県斗六市、彰化県員林鎮などで震度5、台中市、嘉義市、花蓮市などで震度4を記録。台北市と高雄市でも震度2の揺れを感じた。震源付近では昨夜から6日昼にかけても余震が続いている。

 中央気象局によると、今回の地震は1999年の台湾中部大地震を起こした車籠埔断層が動いたことで発生したとみられる。

 今回の地震では、台中県内で女子学生1人がけがをしたほか、南投県水里郷では落石で自動車が破損する被害が出た。震源付近では一時、携帯電話が不通となった。

 また、地震直後には台湾鉄道(台鉄)と台湾高速鉄道(高鉄)が運休または徐行運転の措置を取り、乗客3万人の足に影響が出た。高鉄はダイヤの乱れで、台北、高雄間の直通列車の運転を取りやめ、全て各駅停車による運転となり、計33本の列車に運休や遅れが生じた。