ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

10月の外貨準備高、11カ月連続で過去最高更新【表】


ニュース 金融 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019048

10月の外貨準備高、11カ月連続で過去最高更新【表】

 
 中央銀行の5日発表によると、10月末時点の外貨準備高は3,412億2,200万米ドルとなり、11カ月連続で過去最高を更新した。また、前月比増加額は89億9,300万米ドルと過去4番目を記録、中央銀行が台湾元高を抑制するため積極的に為替介入を行っている結果とみられている。6日付経済日報が伝えた。
 
T000190481

 
 林孫源・中央銀行外匯局長は、外貨準備高増加の理由について海外からの資金流入、および米ドル以外の外貨が対米ドルで上昇したこと、および中銀による運用益だと説明した。

 ただ銀行関係者は、10月の単月増加額は、3月以降の平均60億米ドルよりも約30億米ドル多く、この分が中銀の為替介入に当たると指摘した。

 また、1~10月の累計増加額は495億1,000万米ドルで、例年の年間増加額を既に超えており、金融危機後の激しい外資流入に、中央銀行が必死の抵抗を迫られていることがうかがえるという。

 なお、世界ランキングは10月も、中国、日本、ロシアに次ぐ4位だった。