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管理対象薬品生産の公営企業、設立を決定


ニュース その他製造 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019053

管理対象薬品生産の公営企業、設立を決定

 
 管理対象薬品の輸出入、生産、販売などを行う公営企業「管制薬品医薬股份有限公司」が来年、食品・医薬品行政を統括する食品薬物管理局(TFDA)が1月に発足することに伴い、行政院衛生署によって設立される。6日付工商時報が伝えた。

 行政院は5日、管制薬品医薬股份有限公司設置条例案を閣議決定した。現行の管制薬品管理条例では、衛生署管制薬品管理局が製薬工場を設置し、管理対象薬品の輸出入、生産、販売に当たることになっているが、食品薬物管理局の発足に合わせ、既存の管制医薬製薬工廠を2011年をめどに会社組織化する。

 衛生署は管制医薬製薬工廠の会社組織化で、柔軟な経営を可能にし、将来的に管理対象薬品の自給率を高め、輸入依存からの脱却を進めたい構えだ。また、必要に応じ、GMP(適正製造規範)認証を取得した民間の製薬会社に生産を委託する。

 管理対象薬品には麻酔薬や向精神薬が含まれ、第1級(アヘン、モルヒネ、ヘロインなど)と第2級(大麻樹脂、大麻軟膏など)がある。