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作成日：2009年11月6日_記事番号：T00019058
パナソニック電工台湾、全自動掃除機能付きトイレを発売へ
台湾国際松下電工（パナソニック電工販売台湾）は12月１日から、全自動の掃除機能が付いたタンクレストイレ「アラウーノＳ」を発売する。日本で2006年12月に発売を開始した「アラウーノ」シリーズの、初の海外市場投入となる。
「アラウーノＳ」は、中間所得層から富裕層をターゲットに、10年度3,000台の受注を目指す。トイレのカバーは白色、薄い茶色、濃い茶色の３色。有機ガラス系の新素材を利用し、従来の陶器より水垢（あか）が付きにくいのも特徴だ。販売価格は９万台湾元（約25万円）前後とみられる。
台湾市場への投入は、温水洗浄便座の普及が進んでいることに加え、寝室内でのバスルーム設置が多く、静かな洗浄音がニーズとしてあること、トイレットペーパーの紙づまりが多いといったトイレ事情を踏まえたもの。さらに、日本やパナソニックブランドに親しみを持つ台湾人が多いことも決め手の一つとなった。
