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IT産業の生産額、来年は1割成長=TRI【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019059

IT産業の生産額、来年は1割成長=TRI【表】

 
 シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)は、来年の世界IT(情報技術)産業の生産額はプラス成長に転じ、前年比9.9%増となるとの予測を示した。また、設備投資が大幅に伸びる半導体を中心に、DRAM、ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラ、ネットワーク機器、液晶テレビ、発光ダイオード(LED)バックライト、液晶パネルなど、各分野すべて見通しはよいと指摘した。6日付工商時報が伝えた。
 
T000190591

 
 IT産業の景気先行指標ともいえる半導体業界の設備投資額は、台湾積体電路製造(TSMC)やグローバル・ファウンドリーズ(GF)、東芝セミコンダクターなど大手が相次いで引き上げを表明しており、全体で43.6%成長する見込みで、生産額も2,280億米ドルと10%成長の予測だ。

 DRAM価格は、上半期にはオフシーズンで小幅に下落するが、「ウインドウズセブン(Windows7)」発売による需要増で、通年では上昇するとの予想だ。液晶パネルもノートPCやテレビ市場の拡大で、生産額は18.7%成長する予測だ。

 その他業界の生産額は、▽LED、14%増(79億9,700万米ドル)▽ネットワーク機器、8.9%増――が予測されている。