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ウィストロン、Q4ノート出荷を下方修正


ニュース 電子 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019063

ウィストロン、Q4ノート出荷を下方修正

 
 ノートパソコン受託生産メーカー、緯創資通(ウィストロン)はこのほど、当初は前期比10%増加するとしていた第4四半期のノートPC出荷台数予測を、同5%増へと下方修正した。米ヒューレット・パッカード(HP)がコンシューマー向け機種の発注先を広達電脳(クアンタ・コンピュータ)に切り替えたことや、宏碁(エイサー)からのコンシューマー向け超低電圧(CULV)プラットフォーム搭載機種の受注量が伸びていないことが要因とみられる。6日付電子時報が報じた。

 下方修正によってウィストロンのノートPC出荷予測は、第4四半期が720万~730万台、今年通年では2,550万台となり、当初目標の2,600万台以上を下回る見通しだ。

 ただ同社は来年、HPからの受注の中心を、利益率の比較的高いビジネス向け機種へと移行する計画で、同社ノートPC全体にビジネス機種が占める割合は、今年の予測値10%から、来年は30%まで高まる見込みだ。

 また同社は製品の多様化も進めており、ノートPC以外に液晶テレビや、オールインワン(モニター一体型)PC、ポータブルデバイスでも今後大きな成長が期待できる。