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エルピーダとプロモスが生産提携、来年下半期量産へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019064

エルピーダとプロモスが生産提携、来年下半期量産へ

 
 日本のDRAM専業メーカー、エルピーダメモリは6日、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)と生産委託契約を締結した。今回の提携により、プロモスはエルピーダから先端プロセスと製品の技術供与を受け、中部科学工業園区(中科)の12インチウエハー工場でエルピーダ向けに1ギガビット(Gb)DDR3 SDRAMを生産する。2010年上半期に試作を終え、同年下半期にも量産を開始する計画だ。

 エルピーダの坂本幸雄社長は「当社の先端テクノロジーとプロモスの効率性の高い大規模な生産能力との結合により、ハイパフォーマンスかつ高品質なDRAM製品の供給が可能となる」と語った。

 一方プロモスの陳民良董事長は、「今回の提携でプロモスは中科の生産ライン稼働率を大幅に高めることができ、DRAM景気の回復に伴い同社の経営も谷底を脱する」と期待を示した。