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液晶パネル価格下落、来年Q1も続く=IDC


ニュース 電子 作成日:2009年11月6日_記事番号:T00019067

液晶パネル価格下落、来年Q1も続く=IDC

 
 市場調査機関IDCによると、液晶パネルの需給関係は年内ほぼ均衡状態が続くとみられるが、来年第1四半期には約20%の供給過剰となる見込みで、10月から始まったパネル価格の下落が同期も継続する見通しだ。ただ下落幅は第4四半期に比べ縮小し、液晶テレビ用で10~15米ドル、モニター用で8~12米ドル、ノートパソコン用で5~6米ドルが予想されている。6日付工商時報などが報じた。

 IDCによると、パネル業界ではオフシーズンに入った現在も健全な在庫水準を保っており、平均在庫周期はテレビ用で1週間未満、モニター用で約1週間、ノートPC用で約1.5週間となっている。ただ、供給過剰傾向が今後強まるとみられることから、パネルメーカーは10~15%の減産を実施する見通しだ。

 今年通年の大型パネル出荷は前年比16.86%増の5億600万枚、来年は同9.88%増の5億5,600万枚で、出荷額が同7.12%増の621億8,000万米ドルと予想されている。来年はテレビ用とノートPC用で20%成長が見込まれるが、モニター用は小幅縮小する見通しだ。