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作成日：2009年11月6日_記事番号：T00019069
ＡＵＯとハイアール、合弁で液晶モジュール工場設置か
６日付経済日報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、中国家電最大手の海爾集団（ハイアール）と友達光電（ＡＵＯ）が、液晶モジュール合弁工場の設置で合意に達したとの観測が出ている。李焜耀ＡＵＯ董事長は５日、「ハイアールは顧客であり、今後どのような提携もあり得る」と語った。
ハイアールは今年通年で液晶テレビ販売台数が200万台を超える規模ながら、中国同業大手６社のうち唯一、液晶モジュール工場を擁していない。ハイアールの張瑞敏首席執行官（ＣＥＯ）が10月25日から６日間台湾を訪問したが、主要な目的は李ＡＵＯ董事長と液晶モジュール合弁工場設置について話を詰めることだったとみられている。
一方、ＡＵＯはハイアールとの提携で、ＡＵＯ傘下の景智科技と中国大手テレビメーカーの四川長虹電器による合弁工場をモデルに、出資比率を過半として経営主導権を握りたいもようだ。
観測によると、ハイアールが液晶テレビ製造の５割を景智科技に委託する交渉も大きな進展を見せたもようだ。
