ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

低価格液晶TVメーカー亨輯電子、突然の工場閉鎖で苦情


ニュース 家電 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019086

低価格液晶TVメーカー亨輯電子、突然の工場閉鎖で苦情

 
 ヤフー奇摩や網路家庭国際資訊(PCホーム・オンライン)のインターネットショッピングや、東森電視(ETTV)のテレビショッピングなどで人気の低価格液晶テレビ「Dynaview」を製造する亨輯電子科技(台北県土城市)が、先月突然工場を閉鎖し、購入者から「修理に出した製品が戻ってこない」などの苦情が出ている。また購入から1年間の保証期間など権益保護を求め、行政院消費者保護委員会(消保会)への訴えを呼び掛ける声も上がっている。8日付蘋果日報が報じた。

 ある従業員は、同社は10月6日に社員30人余りに対し給与も解雇手当も支給しないまま予告なく倒産したと証言しており、従業員らは既に行政院労工委員会(労委会)に訴えたという。

 一方、同社の責任者、王永吉氏は7日、「工場の操業を一時停止したが倒産はしていない。既に新たな出資者を確保したので、早ければ1週間以内に再開できる」と話している。

 液晶テレビ「Dynaview」は、32~47インチ型の製品をそろえ、1万5,000~4万台湾元(約4万~11万円)で、今年2,000台余りを売り上げていた。