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デジタル放送用STB、普及へ割引券発行を検討


ニュース 家電 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019087

デジタル放送用STB、普及へ割引券発行を検討

 
 行政院はテレビ放送のデジタル移行を促進するため、全世帯にデジタル放送用のセットトップボックス(STB)を購入する割引券を配布する方向で検討に入った。米国の支援制度を参考に約30億台湾元(約83億円)の経費を投じ、各世帯に2枚の割引券を配布したい考えだ。9日付経済日報が伝えた。

 行政院は2011年を「デジタル化元年」とし、移行作業を急ぐ構えだ。各世帯がSTB2台を購入すると仮定すると、1,400万台の需要が生じる見通しで、関連メーカーは特需に沸くことになりそうだ。

 行政院の張進福政務委員は「アナログ放送からデジタル放送への全面移行は世界的な潮流だ」と述べ、割引券支給プランの立案を急ぐ方針を示した。割引幅については結論が出ていない。来年にも予算を組み、11年からアナログ放送の周波数回収を進め、12年までに完了したい構えだ。