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鴻海、ノートPC用バッテリーに参入か【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019091

鴻海、ノートPC用バッテリーに参入か【表】

 
 8日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)がノートパソコン部門の垂直統合を視野に、リチウムバッテリー分野に参入するとの観測が出ている。バッテリーメーカー、台湾超能源が7月に行った竹南工場(新竹科学工業園区)の売却入札で、落札者となったカラーフィルターメーカー、虹創科技は鴻海資本との見方が業界で強まっている。鴻海は同工場の獲得により、ノートPC用バッテリーの供給源を確保する狙いがあるとみられる。
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 鴻海はバッテリー分野への参入との観測には「ノーコメント」としている。

 台湾超能源・竹南工場落札後の10月20日、虹創科技の董事長に孫瑞堂・台湾超能源前執行長(CEO)が就任、バッテリー分野への進出姿勢を明確に打ち出している。また、同社資料の上で唯一の株主となっているサモア籍のICFテクノロジーは、鴻海傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の荘宏仁前董事長が経営にかかわっていたことを示す資料があり、鴻海グループとの関係が深いとみられる。