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液晶パネル出荷面積、テレビ向けが来年6割突破へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019093

液晶パネル出荷面積、テレビ向けが来年6割突破へ

 
 液晶パネル業界の予測によると、世界全体のパネル出荷面積のうち、テレビ向けは08年の54.3%、09年の59.8%から、2010年は63.5%へとさらに拡大する見通しだ。出荷面積の拡大は液晶テレビの大型化が主な要因で、テレビ向けパネルのうち40/42インチ以上の出荷割合は09年第2四半期は全体の26.7%だったが、第4四半期には30%を超え、10年第4四半期には40%に達する見通しだ。9日付電子時報が報じた。

 テレビ向け以外の液晶パネル出荷面積は、▽液晶モニター向け・08年31.1%、09年28.3%、10年24.4%▽ノートパソコン向け・08年13.3%、09年11%、10年11.3%──と予測されている。

 テレビ向けパネルは来年、世界景気の回復に伴い消費力が向上すること、および新興市場でのブラウン管テレビから液晶テレビへの買い替えが進むと予想されることから、パネル産業の成長をけん引するとみられる。