ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDの真明麗、中国・揚州にチップ工場建設へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019096

LEDの真明麗、中国・揚州にチップ工場建設へ

 
 香港上場の台湾系発光ダイオード(LED)照明メーカー、真明麗集団(ネオ・ネオン・ホールディングス)は、テレビ用LEDチップの大幅な供給不足を見込み、中国江蘇省揚州にチップ製造工場を建設する。投資額は3,000万米ドル。計画は3期に分けて段階的に進め、第1期と第2期はそれぞれ来年6月と下半期に稼動、第3期は2011年内の設備設置を目指す。9日付経済日報が伝えた。

 香港経済日報によると、同社は10月に揚州の経済技術開発区と契約を交わしており、1期ごとに有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置10台ずつを導入する。月産量は2万個を予定している。

 樊邦弘同社董事長は「サムスン電子はLEDバックライト採用の液晶テレビ生産台数を、昨年の300万台から今年は3,000万台まで増やす計画で、LEDチップの不足は今後さらに深刻さを増す」と指摘し、生産能力増強の理由を説明した。