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半導体設備、10年Q3に供給不足も


ニュース 電子 作成日:2009年11月9日_記事番号:T00019098

半導体設備、10年Q3に供給不足も

 
 世界の半導体業界で2010年設備投資額の上方修正が相次ぐ中、半導体関連設備メーカーは、同年第1四半期の半導体需要が強ければ、各メーカーがその後生産能力の増強に注力し、第3四半期には設備の供給不足が起きる可能性があると指摘した。9日付電子時報が報じた。

 台湾でも、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の矽品精密工業(SPIL)が、来年の設備投資額を今年比約90%増となる100億台湾元(約280億円)への引き上げを予定し、日月光半導体(ASE)も今年比2倍近い伸びとなる4億~5億米ドルを計画している。

 半導体設備業者によると、半導体メーカーの受注は今年年初には1週間分しかなかったが、下半期には10~12週間分に伸びており、各社がそろって生産能力を増強した場合、10年には半導体が供給過剰となる恐れもある。