ニュース
建設
作成日：2009年11月10日_記事番号：T00019114
建設大手、中国のインフラ建設に積極参入
中台関係の改善に伴い、建設業界が中国のインフラ建設事業に積極的に参入する動きを見せている。このうち、大陸工程（コンチネンタル・エンジニアリング）は来月にも香港と広州を結ぶ「広深港高速鉄道」（総工費537億香港ドル、約6,200億円）の入札に参加する計画だ。11日付工商時報が伝えた。
広深港高速鉄道は年内に着工予定で、2015～16年の開通が見込まれている。大陸工程は入札に向け、既に香港に社員を派遣し準備を進めている。
また、中国の鉄道工事を有望視している工信工程（KSECO）は９日、江蘇省に350万米ドルを投資し「工信建築有限公司」を、江蘇省太倉市、四川省成都市にそれぞれ50万米ドルを投資し「工信工程顧問有限公司」を設立すると発表した。
このほか、中国で生コンクリート工場を運営する建国工程は、事業拡大に向け中国に運営本部を設置した。
