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通信設備の生産額、来年は約1割成長=TRI【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月10日_記事番号:T00019120

通信設備の生産額、来年は約1割成長=TRI【表】

 
 2010年の台湾の通信設備生産額は、前年比9.8%増の258億2,800万米ドルになるとの予測が、シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)から示された。世界市場規模は、8.9%増の4,670億米ドルに成長する見通しだ。10日付工商時報が伝えた。
 
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 TRIは、来年の成長の原動力として、▽無線LAN(WLAN)の新規格IEEE 802.11n製品の普及▽新興市場での次世代高速移動通信規格WiMAX(ワイマックス)製品の需要急増▽IPテレビ向けのセットトップボックス(STB)出荷増――を挙げた。世界のWiMAXユーザーは来年、26.1%増の758万件となり、アジアでの成長率は29%に達する見込みだ。世界のIPテレビユーザーは44.97%増の4,320万件となり、世界のSTB生産額は13億4,000万米ドルに達すると予測した。

 またTRIは、来年注目の製品として、極めて狭い範囲の携帯電話サービスを実現する小型基地局「フェムトセル」、情報技術(IT)を活用して省エネルギーを進める次世代送電網「スマートグリッド」関連を挙げた。