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作成日:2009年11月10日_記事番号:T00019126
ノートPC大幅値下げ、新機種投入に備え在庫一掃
ノートパソコン、低価格ノートPC(ネットブック)が軒並み大幅に値下げされている。PCメーカー各社には、年内に在庫を処分し、インテルの新プラットフォームが正式発売される2010年第1四半期の新機種投入に備えたいとの思惑があるようだ。10日付電子時報が報じた。
販売業者によると、宏碁(エイサー)は、インテルの低消費電力プロセッサー、Atom 280搭載の10インチ型「Aspire One(アスパイア・ワン)」を1万1,000台湾元(約3万円)まで値下げ、インテルのコンシューマー向け超低電圧(CULV)プラットフォーム搭載機種も1~2割引き下げた。
華碩電脳(ASUS)は、ウインドウズ・ビスタ(Windows Vista)搭載のCULV機種を、従来の3万1,900~3万5,900元から10~15%下げたほか、10インチのネットブック「Eee PC 1000」シリーズも平均1万2,000元まで値下げしている。
聯想集団(レノボ)や微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)も大幅な値下げを始めているほか、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCでも2,000~5,000元の値下げ傾向が見られる。
さらに市場では、ウインドウズセブン(Windows7)搭載機種も12月から値下げキャンペーンが始まると予想されている。