ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDチップのエピスターと璨円、10月も売上高が過去最高


ニュース 電子 作成日:2009年11月10日_記事番号:T00019127

LEDチップのエピスターと璨円、10月も売上高が過去最高

 
 発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電(エピスター)の10月売上高は12億7,500万台湾元(約35億5,000万円)となり、5カ月連続で単月過去最高を記録した。ハイエンドLED照明の受注が貢献した。同業の璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)も、同月の売上高はLEDテレビ、LEDノートパソコン向け受注の好調により、前月比5%増、前年同月比171%増の2億5,200万元を記録し、6カ月連続で過去最高を更新した。10日付経済日報が報じた。

 市場では9日、サムスン電子のLEDテレビ受注に陰りが見えるとの観測が出たことから、同日のエピスター株は1元の下落となった。しかし張世賢副総経理は「テレビとノートPC需要には若干の低下が見られるが、LED照明の好調により、当社の青色LEDは11月は供給が追い付かない状態が続いている」と強調した。

 一方、璨円光電の傅珍珍広報担当は、「テレビ向け受注の減少は感じていない」と強調し、第3四半期売上高の約30%を占めたテレビ向け受注は第4四半期、50%まで拡大する可能性があると予測を示した。