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グラフィックカード供給不足、追加値上げへ


ニュース 電子 作成日:2009年11月10日_記事番号:T00019128

グラフィックカード供給不足、追加値上げへ

 
 米マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズセブン(Windows7)」の発売や、インテルの新型プロセッサー「ネハレム」の投入に伴い、これらを搭載したパソコンの販売競争が激化し、グラフィックカードが品薄状態となっている。10日付工商時報が伝えた。

 需要が当初予想を上回り、撼訊科技(TUL)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル)、華碩電脳(ASUS)、旌宇企業(スパークル・コンピューター)など各社は、9月下旬に価格を5~10%引き上げたのに続き、さらに5~10%の追加値上げに踏み切ることを決めた。また、PCの受託生産メーカーには、出荷時期を来年第1四半期中旬まで、2カ月の延期を迫られたケースも出ている。

 このほか、米エヌビディア、米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のミドルレンジ以上のグラフィックカードも供給不足となっている。

 ウィンドウズ7のグラフィック演算、並行計算などの機能にはグラフィックカードのマルチGPU技術が不可欠で、グラフィックカードの需要が急増している。